20年保証付きの鋼製パネル工法で造るスリー・ユーの地下室

鋼製パネル工法の信頼性

床・屋根の水平パネルと壁・妻壁の垂直パネルを相互にボルトで締め、パネル全体がボックス構造となって安定する構造方式です。 パネルに働く面外力をこれと直交するパネルの面外力として伝達する構造で、妻壁パネルが面内耐久力と面内鋼製で抵抗することで全体の強度を高めています。トンネルのような細長い構造体にするには妻壁に匹敵する間仕切耐力壁を必要とするため特殊な施工法によって造られます。

鋼製地下室の防水性

防水については接続されるパネル間に、厚さ約5.5mmのスリー・ユー防水シールを挟み、その防水シールが厚さ約2mmにまでボルトで締め付け圧縮します。これにより地下室は50t/m2以上の水圧に耐えることができます。必要な接合部には厚さ約2mmのワッシャー状のプレートをボルト部分に挿入し鋼製パネル間の圧縮力やせん断力を伝達し高めています。

75年以上の耐久性

スリー・ユーの鋼製地下室は工期が短いことも特徴のひとつ。各部位を工場生産するプレファブ工法によって造られるため、条件によっては内装も含め10日間で完成することも可能です。また工期の早さだけでなく、高い耐久性を兼ね備えていることも、鋼製地下室がこれまでに多く選ばれてきた理由です。

特許工法のスチールパネル構造に加えて、地下鉄のトンネルに使われるほど信頼性の高い防水シールをボルト数百本で固定する接合法で完全防水により組み立てられた地下室躯体は、さらに防錆塗装を施しその外側を厚さ約10cmのコンクリートで覆われます。そんな丁寧で念入りで強靭な工法により建造されるスリー・ユー鋼製地下室は、75年以上の耐久性を誇り、20年保証を実現しました。